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<特集>TPPで広がる商機、関連銘柄に注目(3)=明星工業―LNGの対日輸出緩和で恩恵期待

   

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の重点課題の一つに日米間のエネルギー貿易がある。これまで米政府は自由貿易協定(FTA)を結んでいない日本へのLNG(液化天然ガス)輸出にストップをかけていたが、TPPの締結によって制限は緩和に向かうと見られている。

 これに関連して企業のLNG輸出入施設への投資が加速した場合、恩恵を期待されるのが明星工業<1976>だ。明星工業は、熱絶縁工事を中心とする建設工事事業とボイラー事業を展開し、LNG貯蔵施設の断熱保冷工事を請け負っている。15年3月期第3四半期の時点での建設工事の受注高は、海外LNGプラント防熱工事と国内LNG船防熱工事が寄与したことで前年同期比41.6%増と拡大が顕著だ。

 4月23日には15年3月期の見通しを上方修正しており、売上高468億円(前期比6.8%増)、営業利益57億円(同54.7%増)と大幅な営業増益を予想。足元では、LNG船関連や海外の建設工事のみならず、ボイラー事業でのバイオマス発電関連工事でも完成・引き渡しが好調となっている。5月8日に予定される決算発表では業績トレンドの継続性を確認したい。

 株価は、14年後半からのエネルギー価格の下落に連動して他の資源関連株とともに調整した経緯があり、業種間での相対的な出遅れ感には魅力がある。足元では100日移動平均線を上抜く動きも見せており、持ち直しの兆候を見せるエネルギー価格を横目に、回復基調に転じる可能性がある。

(モーニングスター 5月 1日配信記事)

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