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「木の駅」事業 始まる

   

山で間伐後に残っている低質木材を拠点に集め、地域通貨で買い取るプロジェクト「木の駅たかき」が「山の日」の11日、スタートした。地域の森林資源を有効活用し、地元経済に還元する県内初の取り組み。関係者約50人が集まり、諫早市高来町でオープニングセレモニーが開かれた。

 森林所有者、県県央振興局、同市などでつくる実行委(増山忠男委員長)が企画。多良岳のヒノキやスギの間伐後に放置された木材を、森林所有者が拠点となる「木の駅」に出荷し、大村市の木材チップ業者が買い取って加工。県外の木質バイオマス発電施設に売り、発電用燃料として活用される仕組み。

 さらに、木材を持ち込んだ森林所有者に対価として地域通貨「もり券」(1枚500円相当)が支払われる。市立高来中美術部の生徒がデザインした「もり券」は高来町などの約30店舗で使用でき、地域商店街の活性化にもつなげる。

 セレモニーで増山委員長(82)は「採算度外視の作業で楽ではないが、山とともに生きた山男の心意気として力を結集したい」とあいさつ。持ち込んだ木材の重量を測定する装置「ワイヤレスポータブルトラックスケール」が、長崎トヨペットとネッツトヨタ長崎から贈られた。実行委は、プロジェクトに協力した2社と高来中美術部などに感謝状を贈った。

 「木の駅」は今後、定期的に実施し、年間100トンの出荷を目指す。

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