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三菱製紙、王子とバイオマス発電事業/八戸工場

   

三菱製紙(東京)が主力の八戸工場で、王子ホールディングス(同)との共同によるバイオマス発電事業を行うことが26日、関係者への取材で分かった。今秋にも建設工事に入り、2019年6月ごろをめどに事業を開始する計画。出力は7万5千キロワットで、年間110億円の売電収入を見込む。紙の需要が低迷する中、新規事業により、経営基盤の強化を狙う。

 三菱製紙が45%、王子ホールディングスの完全子会社の王子グリーンリソースが55%を出資し、今月1日付で八戸工場内に運営会社「エム・ピー・エム・王子エコエネルギー」を設立した。

 王子側が木材チップやパームヤシ殻などのバイオマス燃料を供給し、三菱側が施設の運営を担う。発電設備の大部分はリース契約で調達し、投資額は240億円程度とみられる。

 年間の発電量は一般家庭15万世帯分に当たる5億3千万キロワット時を想定。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用し、東北電力か王子・伊藤忠エネクス電力販売(同)に売却する。

 雇用拡大を予定するほか、施設建設は2年以上掛かる大規模工事となることから、地元への波及効果も期待できそうだ。

 バイオマス発電事業をめぐり三菱製紙は当初、既存設備のバイオマスボイラーを最新鋭の機器に更新する計画だった。事業効率などを総合的に判断し、発電施設の新設にかじを切った。

 これまでの計画では投資額が350億~380億円、年間売上高が105億円と見込まれていた。

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